春に植える野菜4.「ピーマン」
唐辛子の一種とされるナス科のピーマンは、春に植える野菜のひとつです。ミネラルや食物繊維、ビタミン類など栄養価の高い野菜です。
種まき時期:2月~3月
植えつけ時期:4月下旬~6月上旬
収穫時期:6月~10月
ナス科は連作障害を起こします。ナス科の野菜を植えた場所で育てるなら、2~3年あけてから植えつけましょう。もしくは、接ぎ木の苗を利用して育てます。遅霜に注意が必要なため、5月上旬に植えつけしたほうが良いでしょう。また、ピーマンは水と日当たりを好む野菜です。土の表面が乾いた頃を目安にたっぷり水やりをしましょう。白い花を咲かせてから約2週間で収穫期を迎えます。
春に植える野菜5.「オクラ」
実を切ったときに星の形になり、ねばねばした食感が特徴のオクラ。ビタミン類やミネラル、食物繊維が豊富な野菜です。
種まき時期:3月~5月
植えつけ時期:5月
収穫時期:6月~9月
オクラは暑さや多湿、乾燥にも強い丈夫な野菜です。栽培期間も短いので家庭菜園に初挑戦される方にもおすすめです。連鎖障害があるので同じ場所に続けて植えないようにします。株間は40cmほどあけて、風通しの良い場所で育てます。毎日たっぷりと水をあげて、伸びてきたら支柱を立ててあげましょう。
春に植える野菜6.「カブ」
白い実の部分はもちろん、葉や茎まで食べられるカブは栄養価が高く、春まきと秋まきの2回栽培を楽しめます。
種まき時期:3月~4月
収穫時期:5月~6月
生育適温が15℃~20℃のカブは、小さなものは種をまいてから1カ月半ほどで収穫期をむかえます。地植えとプランターどちらでも育ちますが、直根性の野菜なのでプランター栽培をする場合は深さのあるものを用意しましょう。暑すぎると実が傷んでしまうので、収穫期をむかえたカブは早めに収穫することがポイントです。
春に植える野菜7.「ナス(茄子)」
ナス(茄子)はビタミン類や食物繊維などの栄養素がバランスよく含まれています。漬物にしても炒めても、煮ても、揚げてもおいしい夏野菜です。
種まき時期:3月下旬~5月上旬
植えつけ時期:4月下旬~5月中旬
収穫時期:6月~9月
ナス(茄子)は種まきからも育てられますが、種まきから収穫までに80日ほどかかるため、市販の苗から育てるパターンが多くなります。連作障害を起こしやすいので、ナス(茄子)を育てるときは新しい土または、接ぎ木苗を用意しましょう。日当たりと風通しの良い場所を好むナス(茄子)は日本の夏にもぴったりの野菜です。水切れを起こすと生育に影響するので、梅雨明け後はしっかり水やりをしてあげてください。
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