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A 傘の収納方法の違いで、タイプを選ぶ
傘立てには、大きく分けて差し込みタイプ・引っ掛けタイプ・マグネットタイプの3種類があります。それぞれのメリット・デメリットを比較して選びましょう。
差し込みタイプ:数が多く選択肢が幅広い。デザインや形にこだわりたい方に
最もポピュラーな差し込みタイプは、商品数が多く、デザイン・形の選択肢が豊富なのが特徴。3〜4本ほど収納できるコンパクトなものから、まとまった数を収納できるものまであります。たくさんの選択肢の中から、デザインや形にこだわって選びたい方におすすめです。
ただし高さや幅があるものが多く、サイズや形によっては玄関のスペースを取ることも。また濡れたままで傘を入れると、水受け部分に水が溜まりやすいのもデメリットです。
中には、傘の先端部分だけを差し込んで使うものや水受けを取り外せるものなど、デメリットをカバーした商品も販売されています。差し込みタイプを探している方はチェックしてみてくださいね。
引っ掛けタイプ:スリムでコンパクト。玄関が狭い方におすすめ
玄関先のスペースが狭い方には、省スペースで使える引っ掛けタイプが最適。バーや突起がついており、傘の柄や紐を引っ掛けて収納します。スリムでコンパクトなわりに収納力が高く、狭い場所でも使いやすいのが魅力です。
ぶら下がっている状態で収納するので水切れがよく、カビ・虫の防止になるのもメリット。ただし安定感にはやや劣るので、傘を掛けすぎると倒れてしまうことがあります。また、紐がなく柄がまっすぐな傘には使えないので、手持ちの傘のタイプと合っているかは要チェックです。
マグネットタイプ:少ない本数を省スペースで収納。家族の人数が少ない方に
一人〜二人暮らしなど家族の人数が少ないなら、玄関ドアに取り付けるマグネットタイプがおすすめ。ほかのタイプより収納本数は少なめですが、床に設置しない分、玄関をすっきり見せてくれるでしょう。
ただしマグネットで取り付けるため、鉄製など磁石が付く玄関ドアでなければ使えないという弱点があります。また、傘の重さやドア表面の凹凸などが原因となり、傘を取り外すときにドアから外れてしまうこともあるため、少ない本数向きです。 |
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B 陶器・ステンレスなど錆びに強い材質がよい
雨に濡れた傘を収納するので、陶器やステンレスなど、水に強い材質のものの方がよいでしょう。中にはクロムメッキが施されているなど、より錆びにくいよう工夫された傘立てもあります。衛生面が気になる方におすすめですよ。
また、水受け部分に珪藻土を使用した傘立ても人気。水がすぐ乾くので、錆やカビ防止に役立ちます。どんなに素敵なデザインの傘立てでも錆びてしまっては台無しなので、購入時にはぜひ材質もチェックしてくださいね。 |
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C たくさんの傘を入れるなら、中が見えるものがおすすめ
家族の人数や来客が多く傘立ての使用頻度が高い場合には、中が見える構造になっているものがおすすめ。傘全体が見える構造なら自分の傘を見つけやすく、取り違え防止にもなり安心です。
お客さんが傘を取り違えてしまうことは避けたいので、とくに来客が多い場合は、できるだけ中が見えるタイプを選んだ方がいいでしょう。また、中が見える構造の傘立ては水はけや通気性も期待できるため、一石二鳥です。 |
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D 玄関インテリアとの調和を考えてデザインを選ぼう
傘立ては、コンパクトなものでもそれなりに存在感があります。悪目立ちすることがないよう、玄関の雰囲気と合うデザインかどうかも確認しましょう。周囲と同系色の色や素材を選べば、傘立てだけが浮いて目立ってしまうこともなく、バランスが取りやすいですよ。
アンティーク調など個性が強い傘立てを選ぶ場合は、玄関との馴染み具合をより慎重に考えましょう。また、玄関にほとんどものがない場合は、反対色やポイントになるカラーの傘立てを選び、あえて玄関の印象をパッと変えて楽しむのもおすすめです。 |
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アンブレラハンガーH-3
タイプの違う傘を省スペースですっきり収納
奥行き18cmというスリムタイプながら、総耐荷重は3kgと収納力は十分。手前のバーに約90cmまでの長傘が引っ掛けられ、上部奥にある6つのフックには折りたたみ傘を吊るせます。水受けトレーは取り外せるので溜まった水を捨てやすく、汚れたら丸洗いもできますよ。
子ども用から大人用まで、サイズやタイプの違う傘をまとめて収納するのにもってこいです。 |