手袋のおすすめ
ビジネス向けとカジュアル・アウトドア向けに分けて。
寒い季節に活躍するファッション小物「手袋」。上手に使うことでファッション全体を格上げできるアイテムですが、豊富なラインナップのなかで、どんな手袋を買えばよいか迷ってしまう方も少なくありません。
そこで今回は、手袋のおすすめブランドをご紹介します。選び方のポイントや人気アイテムもピックアップしているので、手袋の買い替えを考えている方はぜひチェックしてみてください。
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手袋の選び方
素材をチェック
ドレススタイルと相性のよい「革素材」
革には羊の革を使った“シープスキン”、鹿の革である“ディアスキン”、イノシシに似た動物の革“ペッカリー”などがあります。シープスキンはやわらかく軽量で、光沢のある質感が特徴。ディアスキンはしなやかで耐久性に優れており、表面のシボといわれるシワ模様がポイントです。
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ペッカリーは丈夫で軽く、並んで空いている毛穴が独特の味わい深さを感じさせます。また、革製品の手袋にはほかにも、スエード素材などがあり、上品で高級感のある佇まいが魅力。ビジネスやフォーマルシーンに適していますが、上手くまとめればカジュアルシーンでも問題なく取り入れられます。 |
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カジュアルな印象の「繊維素材」
繊維素材の代表として挙げられるのが、あたたかく吸湿性のあるウール素材や、滑らかで光沢のあるカシミア素材。革製の手袋の一部にニット素材を組み合わせたモノもあります。ニット素材の手袋はやわらかな着用感が魅力であり、基本的にカジュアルシーンでの使用がおすすめ。
また、ポリエステルなどの化学繊維素材を使った手袋や、なかにはウールと化学繊維を混紡したタイプもあります。しかし、異なる素材を組み合わせると静電気が発生しやすいので注意が必要。化学繊維素材の手袋は、ウール素材に比べて耐久性があり、安価に購入可能です。 |
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サイズをチェック
自分の手囲い寸法に合った手袋を選ぶ
手袋を選ぶ際には、自分に合ったサイズ選びが欠かせません。手にしっかりとフィットした手袋を選ぶことで、冷気の侵入を予防します。サイズを測る際には、手首付け根から中指の先までの長さ、そして“手囲い寸法”と呼ばれる手の周囲のサイズをチェックしましょう。
手囲いのサイズを測るには、親指の第一関節に近い位置にある“生命線の始点”から、“小指付け根のシワと手首を結んだ線の、手首側から約3分の1の距離にある点”を通って1周した長さを測ります。 |
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サイズの表記を確認
手袋のサイズは主にSS〜LLの記号表記とcm表記に分かれており、男女によって各記号表記の寸法が異なるのがポイント。
男性の場合は手囲い寸法20cmまでをSSサイズとし、そこから1cm刻みでサイズが上がり、27cmまでがLLサイズです。女性の場合は手囲い寸法16cmまでがSSサイズで、23cm以上がLLサイズとして表記されます。
素材によっては伸び縮みするので注意
手袋のサイズを選ぶ際には、素材の特性に留意しておきましょう。革素材は、使い続けると徐々に伸びて手に馴染んでいきます。そのため、購入時には手にジャストフィットするサイズか、やや小さめのサイズがおすすめです。ベストなサイズ感を確認したうえで、自分の手に合った手袋を選んでみてください。
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手持ちのアウターと相性のよいカラーを選ぶ
手持ちのアウターなど、いつもコーディネートに取り入れているカラーと相性のよい色の手袋を選ぶと、統一感が出ておしゃれに見えます。また、アウターと同系色の手袋を選ぶと、腕と手の境界線が目立たなくなり、腕が長く見えるのもポイント。
手袋を持っていない方の場合は、まずは黒やブラウン、ネイビーなどの色味を選んでおくと、フォーマルなシーンでも使いやすいのでおすすめです。普段のコーディネートをふまえて、使いやすい手袋を選んでみてください。
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タッチパネル対応」だと装着したままスマホ操作ができるので便利
通勤や通学など、手袋を着用したままスマホを操作したい場合には、タッチパネル対応かどうかも要チェックです。タッチパネルの操作には、タッチパネルに指の静電気を感知させる必要があります。そのため、電気を通す素材“導電糸”が使われている手袋を選んでみましょう。
なお、製品によって導電糸を使用している部位は異なります。スマホ画面を操作する際は指の腹だけではなく指側面も使用するため、指先の周りが導電糸で囲まれているタイプがおすすめです。また、導電糸の多くは金属を使用しているので、金属アレルギーの方は注意しましょう。
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細かい作業をするなら「指なしタイプ」もおすすめ
指なしタイプの手袋は、寒い季節のパソコン操作や、ちょっとした買い物で小銭を出す際など、手袋を外さずに細かい作業を行うときにおすすめ。なお、指なし手袋にも種類があり、生地や手首を覆うエリアは製品によって異なります。
指なしタイプは通常の手袋に比べるとあたたかさが劣るため、より高い保温性を求める方は手首をしっかりカバーできるモノがおすすめです。なお、通常時は指なしタイプで、カバーを被せるとミトン風の手袋になる、2WAY仕様のアイテムも多く販売されています。シーンに合わせて使い分けてみてください。 |
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手袋のおすすめブランド
ポロラルフローレン(Polo Ralph Lauren)
アメリカン・トラディショナルスタイルの代表格として有名な「ラルフローレン」。なかでも、普及している定番ラインが「ポロラルフローレン」です。
ポロラルフローレンの手袋は、流行に左右されない普遍的かつスタイリッシュなデザインが特徴。高級なイメージがありますが、比較的リーズナブルな価格のアイテムも多く、幅広い世代から親しまれています。 |
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ハリスツイード(Harris tweed)
「ハリスツイード」はスコットランドで生まれた高級生地ブランド。スコットランド産の上質なウールを染色し、熟練の職人によって丁寧に手織りされた生地は、品質の高さが特徴です。
さまざまな色のウールをブレンドした、繊細かつ美しいデザインも魅力。ハリスツイードの生地を使った手袋はビジネスコーデからカジュアルコーデまで違和感なくマッチするので、ぜひチェックしてみてください。 |
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ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)
「ザ・ノース・フェイス」は1968年に生まれたアメリカの人気アウトドアブランド。アウトドアシーンを想定した高い機能性と、タウンユースしやすいデザイン性を兼ね備えたアイテムを数多く生み出しています。
ザ・ノース・フェイスの手袋はグリップ力が高く、タッチパネル対応モデルも豊富。アウトドアが趣味の方はもちろん、バイク・自転車で通勤している方にもおすすめのブランドです。 |
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アークテリクス(ARC’TERYX)
「アークテリクス」はカナダで生まれたアウトドアブランド。高機能ウェアを中心に、バッグ・シューズ・手袋などを幅広く展開しています。
アークテリクスの手袋は、高い防水性と防風性を兼ね備えたゴアテックス素材を使ったアイテムが豊富。おしゃれなデザインの手袋も多く、ファッションアイテムとしても人気を集めています。
手袋のおすすめアイテム|ビジネス
ポロラルフローレン(Polo Ralph Lauren) 羊革手袋 PG0030
上品な光沢としなやかな質感が魅力のシープスキンを使った手袋です。手のひら側にはしっとりと手になじむウール生地を採用。手のひらには滑り止め用のレザーパッチがあしらわれており、小さなモノでもつかみやすいよう配慮されています。
指先はタッチパネルに対応しており、着用したままスマホやタブレットの操作が可能。また、裏地にはポリエステル素材を使ったフリース生地が使われているため、あたたかく着用できます。
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シンプルかつ高級感のあるデザインで、ビジネスやフォーマルシーン用の手袋を探している方におすすめです。
ハリスツイード(Harris tweed) 裏起毛手袋
手の甲側はハリスツイード生地、手のひら側はやわらかいシープスキンを採用したメンズ手袋です。手袋の裏地には保温性に優れたボア生地を採用。また、着用したままスマホやタブレットも操作できるなど、機能面も充実しています。
グレンチェック柄やグリーンチェック柄など、さまざまなデザインパターンが用意されており、幅広いテイストのコーデに合わせることが可能。ビジネスシーンでもおしゃれをさり気なく楽しみたい方におすすめです。 |
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手袋を選ぶ際には、素材やサイズ、機能性やデザインなど、チェックするべきポイントがたくさんあります。さまざまなブランドから販売されているので購入時に迷ってしまいがちですが、今回ご紹介した選び方やおすすめブランドを参考に、ぜひ自分に合った手袋を選んでみてください。 |
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